以前の記事で、管理人自身の体験から、潰瘍性大腸炎発症の原因と思われる4つのことを紹介しました。
裏を返せば、その4つを避けることにより、発症のリスクを減らしたり、発症時期を遅らせたり、症状を軽くできるのではないかと思っています。
せめて、発症時期を遅らせることができれば、新しい薬がどんどん出てくるので選択肢も増えます。
当時の自分へのアドバイスを、「予防方法」として紹介していきます。
今回はその1つ目、「アレルギー体質」にならない・「アレルギー症状」をおこさないようにする
具体的には「接触するアレルゲンの種類や量を一遍に増加させない」ことです。
体験談として、以前のブログ「潰瘍性大腸炎の原因4つ?<その1>」でも紹介しましたが、管理人は小学生のときに引越しをきっかけにアレルギー体質になりました。
その理由は、引越し先で急にアレルゲンが増えたことだと考えています。
具体的には、次の3つが一遍にやってきて、私の身体(免疫)がついていけない状態に。
・郊外のためスギ・ヒノキなどの花粉の増加
・自室がカーペットになり掃除も不熱心で、ハウスダスト増加
・ペットの飼育で動物の毛に触れる機会が増加
管理人の体験から考える「予防方法」
<引越し時のアレルゲン調整>
・花粉症対策
マスクや空気清浄機で影響を和らげる。
・ハウスダスト対策
掃除・片付けしやすい部屋や床材にする。
管理人は現在、部屋のモノを減らし、床はフローリングにしてクイックル〇イパー的な用具でこまめに掃除しています。
・ペットとの付き合い方
ペットを飼う場合は、引越しと同時ではなく、1年ほど時期をずらしてみる。
心配なら毛のない動物(魚類?)にしてみる。
<引越しのパターン>
管理人の場合「中心地→郊外」でしたが「郊外→中心地」、「中心地→中心地」、「郊外→郊外」のどのパターンの引越しでも(近い場所を除く)環境が異なってくるため、やはりアレルゲンには気を付けた方がよいと思います。
<最後に>
アレルギー症状が出たからといって、潰瘍性大腸炎を発症するわけではありません。過度な心配は不要です。その上で、自分で調節できるアレルゲンの種類や量は、できるだけコントロールした方が身体への負担を減らすことができて良い方向にいく、と管理人は体験から考えています。
【読んでくださるかたへのお願い】
当ブログの内容は「いち患者」である管理人の実際の体験と感想であり、医学的な助言や診断、治療を目的としたものではありません。
症状や治療等の医学的判断については、必ず医師などの専門家にご相談ください。